Speed Indexとは何か?| PerfData
Render StartとDocument Completeだけでは、実際のUX(顧客体験)を定量的に計測するのが難しいです。そこで考え出されたのが、Speed Indexです。
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こんにちは。LAPRAS株式会社 CTOの @rocky です。
2024年12月2日に【mizchiさんによる 「LAPRAS 公開パフォーマンスチューニング 」調査編】というイベントの開催を予定しているのですが、この時間をより良いものとするため、フロントエンドパフォーマンス改善に関する前提知識をインプットする勉強会を社内で行いました。
入門的な内容であり、社内勉強会の雰囲気そのままではあるものの、イベントに参加される方にとってお役に立てることもあるかもしれないと思い、勉強会の内容を動画/資料/メモという形で共有します。
学習の取っ掛かりを得ることをゴールとして、Webフロントエンドのパフォーマンス指標、ブウラザによるレンダリングの流れ、その他頻出ワードについて、先人による解説記事を参照しながら @KawamataRyo さんに概要を解説して頂きました。
勉強会中に参照した解説記事の一覧を共有します。
Render StartとDocument Completeだけでは、実際のUX(顧客体験)を定量的に計測するのが難しいです。そこで考え出されたのが、Speed Indexです。
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スピードインデックス (SI) は、ページのコンテンツがどれだけ早く目に見える形で表示されているかを示すページ読み込み性能の指標です。これは、ページの可視部分が表示されるまでの平均時間です。ミリ秒単位で表示され、ビューポートのサイズに依存し、スコアが小さいほど良いことを表します。
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ウェブワーカーは、ウェブコンテンツがスクリプトをバックグラウンドのスレッドで実行するためのシンプルな手段です。ワーカースレッドは、ユーザーインターフェイスを妨げることなくタスクを実行できます。さらに、fetch() や XMLHttpRequest など API を用いて、ネットワークリクエストを行うことができます。ワーカーが生成されると、それを作成した JavaScript コードが指定するイベントハンドラーにメッセージを投稿することで、そのコードにメッセージを送ることができます(逆も同様)。
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Relocate resource intensive third-party scripts off of the main thread and into a web worker. 🎉 - QwikDev/partytown
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zenn.dev
Server-Timing ヘッダーは、指定されたリクエスト-レスポンスのサイクルについての 1 つ以上のメトリックと説明を通信します。ユーザーのブラウザーの開発ツール内や、 PerformanceServerTiming インターフェイス内で、任意のバックエンドサーバーのタイミングメトリック (データベースの読み書き、 CPU 時間、ファイルシステムアクセス、など) を表面化させるために使用します。
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勉強会を通じて、パフォーマンスチューニングに関する学習をチームで進める足がかりを得られたと感じています。
イベントにてエアプ勢にならないようもう一度インプットしておくことはもちろん、これをきっかけに体験向上に取り組み、パフォーマンス周りでもユーザさんに胸を張れるよう、改善を進めていく所存です。
ご期待ください!!!