テックブログ2022-08-12

LAPRASのソフトウェアエンジニア向けスキルチェック課題を公開しました

rocky

こんにちは、LAPRAS CTOの @rocky_manobi です。
タイトルの通り、LAPRASのソフトウェアエンジニア職の選考課題を公開しましたので、その詳細や心についてこの場を借りて紹介します。

公開した選考課題はコチラ


どうして公開したのか

主に以下を目的としています。

  • 応募の心理的なハードルを下げる
  • 会社を評価するための材料を提供する
  • 我々自身への選考課題のメンテナンス圧の強化

応募のハードルについては、事前にどのような課題が出るのか分かっている方が気楽に選考に進む判断ができると思いました。また、選考プロセスというのは「どのような人がチームにいるのか/将来的に加わる可能性があるのか」を間接的に読み取る材料にもなります。事前にお渡しできる情報は多い方が良いと考えました。

どんな課題なのか

以下のような課題を用意しています。
内容や採点基準等の詳しい情報は選考課題リポジトリをご覧ください。



問題の採用意図としては以下の通りです。

  • コーディング課題 - 高速化(isucoutea)やリファクタリング(refactor_code)
    • 課題を把握したうえで方針を立てて作業をする形式であること
    • コードリーディングの力を必要とすること
    • Webアプリケーション開発における基礎的な知識や調査する力を確認できること
  • ディスカッション課題 - データベース設計( db-design-complicated)
    • テキストベースの情報を整理して、成果物を作成する形式であること
    • 唯一の回答がなく、対話を通じて現実的な解決策を合意していく必要のある題材であること
    • ビジネス要件をシステムに落とし込む設計能力を確認できること


フィードバックについて

選考として課題に取り組んで頂いた方にはフィードバックをお送りするようにしています。
選考のために少なからずお時間を割いて頂くことになりますので、何か一つでも「取り組んでよかった」と思える要素を提供できればと考えています。
フィードバックは以下のようなものをお送りしております(ネタバレにならないように黒塗りにすると何を言っているのか分からないですねこれ)



フィードバック以外にも、選考体験向上のために色々と工夫をしています。社内のエンジニアメンバーが選考体験やプロセスについて紹介する記事を書いているので、こちらもご覧ください。

LAPRASの採用選考を受けて感じたCX(Candidate Experience)と、その重要性|Yuuki Takahashi

yktakaha4こと、髙橋と申します。 こちらはnoteでの初記事になります。ぱふぱふ。 2021年1月よりSWE(Software Engineer)としてLAPRAS株式会社に入社し、LAPRASやLAPRAS SCOUTの開発に携わっています。 昨日公開されたこちらの記事で、内定(1名)とされているものです。 今はオンボーディング期間中で、もろもろのキャッチアップを頑張っているところです...! そんな中、先日社内でBVS(ブランドバリュー・シート)共有会なるものに参加し、今後のLAPRASが目指すブランディングの方向性について伺う機会がありました。 こちらの詳細については

note.com


公開しても大丈夫なのか

成果物を題材としたディスカッションの機会を設けてもいるので、他者の回答をコピーする等では採用プロセス全体がハックされてしまうということは無いと考えています。
また、課題公開の先人であられる ゆめみさんの取り組み記事 の見解が非常に参考になり、私としても同意するものです。総じて、公開するメリットが大きいと判断しています。

小話 : メンテナンスの圧の強化について

恥ずかしい話ではありますが、この度選考課題を公開するにあたり、古くなっていた依存ライブラリのアップデートや、CIの整備等々、運用中に「いつかはやらないと...」として滞留させていた課題の修正等を一斉に行いました。公開の圧力に頼るのは次善の策ではあるものの、これを期に継続的な改善を続けていきたいと思います。

おわりに

LAPRASのスキルチェックについてご紹介させていただきました。

選考プロセスとしてワークすることはもちろんですが、可能な限り「楽しめる」や「学びがある」など、取り組んで頂いた方にもプラスの何かを持ち帰っていただけるよう工夫しつつ、これからも改善を続けていきます。

これをきっかけとして選考課題を公開する企業さんが増えたり、より良い選考プロセスが世の中に増えたら嬉しいな~など思っておりますので、企業様によるご活用もウェルカムです。

最後に、この取り組み含め、少しでも弊社へ興味お持ちいただいた方がいらっしゃいましたら コチラ より一度カジュアル面談でお話しする機会を頂けるととても嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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